体内酵素が不足すると
体内酵素が不足すると、肥満や便秘、さらには体調不良や深刻な健康障害が生じます。
・便秘
現代社会における食生活は、胃腸に負担のかかる食材が多く、そのため消化のために消化酵素がほとんど使われてしまいます。
消化不良は便秘の原因のひとつです。
消化がうまくいかないと、消化されなかった食べ物が腸内に残留して腐敗し、腸内環境が悪化し、結果的に便秘や下痢といったトラブルの原因となっています。
・肥満
消化酵素の不足も代謝酵素の不足も、肥満の原因になります。
たとえば、食物酵素のない食べ物ばかり食べていると、消化酵素が大量に消費されるため、代謝酵素が減少します。
代謝酵素の減少で代謝が悪くなると、脂肪の代謝も悪くなるということです。
あるいは、消化酵素が足らないと、十分な消化が出来ずに、栄養素が十分に吸収されないということになります。
そうすると、体が栄養不足を感じ「もっと食べなきゃ!」と、更に食べようとしてしまい、余分なカロリーの摂取につながります。
・低体温や冷え性
低体温や冷え性は血行が悪くなることから発生します。
血行が悪くなるのは、血液がドロドロのために、体の末端まで行き届かないからです。
消化にも代謝にも重要な酵素の不足は、ドロドロ血液を招きます。
・免疫力低下
体内で発生した活性酸素は、健康な細胞をどんどん酸化させてしまうので、細胞は健康を失って、病気に立ち向かうことが出来なくなってしまいます。
酵素は、活性酸素の働きを阻害するので、免疫力や抵抗力の向上に役立ちます。
逆に酵素が不足すると、免疫力が低下して、風邪を引きやすくなったり、治りにくかったり、アレルギーになったりします。
また、疲れ易い、肌が荒れる、なども免疫力の低下が原因でおこります。
・その他
その他、酵素不足は、高血圧や糖尿病などの生活習慣病をはじめ、抜け毛、不妊、頭痛、肝機能、癌などさまざまな健康障害を引き起こす可能性を秘めています。